電力を生み出す歩道、ロンドン金融特区で実用化

街行く歩行者が歩くたびに発電されるというベンチャー企業が開発した新たな再生可能エネルギーがいまイギリスで密かな注目を浴びている。

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電力を生み出す歩道、ロンドン金融特区で実用化

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新たな再生可能エネルギーとして科学者たちも注目

「Pavegen」と呼ばれるタイル状のこの商品は、歩行者がその上を歩くことで、タイルにかかる負荷を活用して電力を生み出す仕組みだ。1回あたりでの発電量こそはそれほど大きくないものの、人通りの多い場所で活用されることでまとまった電力を発電することが可能だという。

すでにイギリスをはじめとした多くのメディアで取り上げられており、研究者たちもその動向に注目している。かの有名な学者であるホーキング博士もPavegenに関して以下のようにコメントしている。

This technology has the potential to radically change the way we source power in the future.

この技術は我々が将来エネルギー源として使用するものを劇的に変える潜在的な力がある

歩行者の生み出すエネルギーに着目したこのPavegen、新たな再生可能エネルギー源として色々な方面からの注目が集まっている。

pavegen 引用元:pavegen.com

幅広い用途への活用を見据えた設計

この商品の特徴はそれだけではない。
Pavegenは専用のAPIが利用できるようになっており、リアルタイムのデータ収集や通行量の測定が行える。使用環境に関しても寛容で、雨風にさらされる屋外での使用はもちろん、深さ1.5メートルの水中においても使用にも耐えられる設計となっている。

今回、導入が決まったのはイギリスにおける金融の中心地、シティ・オブ・ロンドンは、1日あたりおよそ10万人の通勤者が行き来する。Pavegenは通行人の多さに着目し、Pavegenの転用可能性の検証実験を兼ねた実用化へ向かうこととなった。すでにイギリス国内の3つの学校、オーストラリア・メルボルンのフェデレーションスクエアなどでも導入されており、国外では既に20カ国以上で実用化されており、大手企業への導入事例もある。

現在もさらなる用途拡大へと向けて開発を進めており、将来的には広い分野における活用を見据えているようだ。
pavegenは現在、Crowdcubeにてクラウドファンディングを行っており、調達希望額の2倍近くのおよそ2億4000万円の資金が集まっている。
Pavegen


参照元:pavegen.com
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