これだけは抑えておきたい、クラウドファンディングの基礎知識とメリット

日本においても多くの人に認知されるようになったクラウドファンディング。いまや日本政府もそのポテンシャルに注目し、地方創生への活用に動き出している。一体、クラウドファンディングとは何なのか。

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これだけは抑えておきたい、クラウドファンディングの基礎知識とメリット

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クラウドファンディングはいま、起業家やクリエイターを中心に資金調達を行う手法として、世界中で注目されています。

クラウドファンディングをうまく活用することで、製品やサービスの開発に必要な資金を集めるだけでなく、多くの人にその製品やサービスを認知してもらうことができます。

日本においては「クラウドファンディング」というワードが注目され始めたのは、ここ数年になってからのことですが、 実は国内のクラウドファンディングサイトがオープンしてから、もうすぐ7年が経とうとしています。

最近では「ふるさと納税」を皮切りに、不特定多数の個人から小額の資金を集めるというその仕組みが政府にも注目されはじめ、「ふるさと納税」は政府型クラウドファンディング第2弾「ふるさと投資」へとその姿を変えようとしています。

そこで、「クラウドファンディング」とは何なのか、その基本と大事なポイントを抑えていきたいと思います。


クラウドファンディングとは

クラウドファンディング(Crowd Funding)とは、群衆(Crowd)資金調達(Funding)を組み合わせた造語で、製品やサービスを開発するため等に、インターネット上にて不特定多数から資金を提供してもらう仕組みのことをいいます。


実際には起業家が
・何を作ろうとしているのか
・どのようにして作るのか
・なぜそれを作ろうと思うのか
・その製品やサービスに懸ける想い
などの情報をプロジェクトとして公開して、サイト内でその起業家に共感した人や、応援したいと思った人がクラウドファンディングサイト上にて資金を提供します。

ただ、一方的に資金をあげるだけでは資金提供者にはメリットが少ないので、リターンといった資金提供者へモノやサービスをお礼に渡すことで、お互いにメリットを作り出すことが多いのが一般的です。

クラウドファンディングの仕組み

(出典:日本経済新聞)


国内のクラウドファンディングサイトのおいては資金調達額の10%~20%を手数料として支払う必要がありますが、海外のクラウドファンディングサイトにおいては大体、5%~10%くらいが相場で、日本においては資金調達額の規模が小さい分、手数料の割合が高めに設定されているのが特長です。


クラウドファンディングのメリット

資金調達側のメリット

製品やサービスのアイディアがあるが、それを製作するための資金がないといった場合にクラウドファンディングサービスを通じて、多くの個人から小口出資を受けることで、まとまった資金を集めることができるのがメリットと言えます。


出資者のメリット

自分の応援したいプロジェクトや人に、クラウドファンディングサービスを通じて簡単に資金を提供することができます。クラウドファンディングサービス上での近況報告などのやりとりによって、発案者と支援者の気持ちの距離が近くなり、新しい形でのコミュニケーションの場としてメリットが挙げられます。またその他に、リターンが魅力的で出資をするという方もいらっしゃいます。


クラウドファンディングの種類

クラウドファンディングはリターンの違いによって大きく分けて3つのタイプが存在します。
投資型に関しては、資金調達方法の違いによってさらに3つのタイプに分かれています。

 

1 寄付型
2 購入型
3 投資型 融資型(貸付型)
ファンド型
株式型

 

寄付型

ウェブサイト上で寄付を募り、寄付者に向けてニュースレターを送付する。寄付型とあるとおり、基本的にはリターンは無く、慈善的なクラウドファンディング手法である。

購入型

購入者から前払いで集めた資金を元手にして製品を開発し、購入者が完成した製品などを提供する方法。

投資型

金銭的リターンを見返りとして出資契約を行い、契約に従って利益が出たらその一定割合を出資者へ分配する方法。

【投資型1】融資型(貸付型)

資金調達企業に融資という形で資金を提供します。一定の利子と元本が保証されているので、投資型の中では安全性が高いといえる。

【投資型2】ファンド型

匿名組合などのファンドを組成し、資金提供者をまとめることによって資金提供口をひとつにして出資を行う方法。株式型に比べて株主負担コストの低減や、意思決定の効率化などのメリットがある。

【投資型3】株式型

出資者に株式を分配し、資金調達を行う方法。融資型に比べると債券ではなく自己資本の調達になるので、資金的リスクの低減につながります。


まとめ

クラウドファンディングは国内だけでも既に100以上の仲介サイトがあると言われています。自分の見ているプロジェクトは何型のクラウドファンディングなのかがわかると、いま話題のクラウドファンディングがより一層楽しくなるかもしれません。


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