市場規模は約12兆円!注目が集まる「投資型クラウドファンディング」とは

2015年5月29日より日本でも投資型クラウドファンディングが解禁となります。

要点

1 : 日本でも投資型クラウドファンディングが緩和されます。

2 : 世界的にも成長著しく、日本のクラウドファンディング市場も今後さらに成長が期待できる。

そこで今回はクラウドファンディング業界の動向、および日本における投資型クラウドファンディングの動向を追っていきたいと思います。

推定市場規模は12兆円!

2年前の2013年時点において世界的なクラウドファンディングの市場規模は約5000億円、米Fortune紙によれば、2025年までに900~960億ドル、日本円にして約12兆円相当に到達するされており、クラウドファンディングの持つポテンシャルに世界から注目が集まっています。

(http://fortune.com/2014/04/17/why-investors-are-pouring-millions-into-crowdfunding/)

[図]

アメリカでは投資型クラウドファンディングは2012年のJOBS法(注1)の制定により法整備を進め、現在SECが施行に向けた調整をしており、投資型クラウドファンディングは今後さらに成長が加速していくとことが予想されます。

注1 : Jumpstart Our Business Startups Actの略

日本でも金融緩和を機に好景気を迎えつつあり、金融庁においてもベンチャー企業などへの新たなリスクマネーの供給口として投資型クラウドファンディングが注目されています。

日本における寄付型・購入型のクラウドファンディング市場は、visualising.infoによる2012年7月からの統計では日本のクラウドファンディング市場はここ3年間ほどで18億円まで成長しています。

スクリーンショット 2015-05-26 19.19.39

(引用:日本の主要クラウドファンディング 累計支援額 月次推移 (積み上げグラフ)http://visualizing.info/article/4255.html)

さらに融資型などの一部既存(注2)の投資型クラウドファンディングだけでも既に100億円を超える市場規模を有しており、これらを含めると日本のクラウドファンディング市場は約120億円と考えられます。

米Fortune紙の推定市場規模に則れば、世界のクラウドファンディング市場の1%を日本が有したとすればその額1200億円、現在の約10倍にもなります。

 今回の規制緩和を機にクラウドファンディングへの参入事業者が増えると考えられ、様々なプラットフォームが出来上がることでプロジェクトが集まりやすくなり、クラウドファンディング市場の厚みが一層増すでしょう。

注2 : 融資型・ファンド型クラウドファンディングを指す

投資型クラウドファンディング解禁によって出来ること

今回の規制緩和によって日本における投資型クラウドファンディングではインターネット上での勧誘に限り、1案件あたり年間の上限1億円未満、1案件一人当たり50万円を限度額を条件として出資者の投資リスクを限定しつつ、幅広い個人からの資金の調達が可能になります。

投資型クラウドファンディングの現状の懸念点

しかし今回の規制緩和においては募集企業における資金調達後の株主管理コストの増大や投資型クラウドファンディングの悪用によって一般個人の出資者が投資詐欺にあうのではないかといった懸念の声も上がっています。

まとめ

いよいよ本格的解禁となる投資型クラウドファンディングですが、一部からは心配の声も上がっています。しかしながら世界的にも成長著しく、今後の動向に注目ですね!

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Posted in Crowd Funding